PTSランキングとは?
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ストップ高株投資法、有望株の見つけ方。
次は「PTSランキングで買う」という話だ。
ストップ高銘柄を、初日で買い付けるのは、なかなか難しい話だ。
というのも寄りついたと思ったら、わずか5分でストップ高に張り付いて、剥がれないようなこともよくあるからだ。
寄りつきで成り行き買い注文しておけば、ちゃんと買えたのに、それができない。
でも、逆に言うと、寄りつきで成り行き買いできた人は、その情報をどこで仕入れたんだろう?という事になる。
ストップ高になる銘柄に、予め目をつけていたから、成り行き注文することができたってことだから、どこかでそういう情報が流れていたはず。
そういう場合に参考になるのが、前日のPTSランキングだ。
PTSというのは簡単に言うと「夜間取引」で、日本ではSBIジャパンネクスト証券で売買されている。
昼間の取引時間は8:20~16:00夜間の取引時間は19:00~23:59…となっており、午後7時から12時前まで売買ができる。
夜間取引で、値上がり率ランキング上位に突然現れた銘柄は、翌日に急騰することが多い。
PTS値上がり率ランキングは、モーニングスターのサイトで見ることができるので、有望株があれば、成り行き買い注文を出しておけば良い。
買ってよい株、買って悪い株
ザラ場中の値上がり率ランキングや、前日の夜間PTSランキングから、有望株を見つける場合も、いろいろと注意点がある。
というのは、買ってもすぐに値下がりしたり、買ったは良いが、商いの少ない銘柄で、なかなか株価が上がらなかったりするからだ。
一番怖いのが閑散銘柄で、せっかく買い付けたというのに、買いが続かずに、上昇がしぼんでしまうケース。
そのため、寄りつきで成り行き買いするにしても、フル板で買い注文累計がどれくらい入っているか、確かめてから注文したい。
PTSランキングの売買高が、10万株くらいあれば、それ以上の買いが入ることが予想できるが、寄り付き前の買い注文累計は、最低でも20万株から30万株くらいは欲しいところだ。
さてこういうPTSで見つけた有望株は、売買ツールの銘柄登録のところに登録しておく。
私の場合は、楽天証券のマーケット・スピードというツールの、マイページというところに、こういう感じで登録している。
楽天証券マーケット・スピード マイページ設定例2
午前9時の寄りつき時点では、寄りついていない銘柄も多いので、値上がり率ランキングでは、有望株が見つからないことも多い。
なので登録銘柄の様子をチェックしながら、どうするか考える。