4度目の高値更新チャレンジ
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成長株の株価の騰がり方。
強い好材料が出て、連騰が続いたが、上昇が止まって調整に入った株。
ここから押し目を作って騰がっていくかは、その銘柄の材料の強さによる。
2388ウエッジホールディングスも、タイの子会社のリース業が急拡大で、株価も現地で急上昇中。
それに伴って20億円の投資が、100億円超の含み益になる展開に。
日本での時価総額が100億円前後なのに、子会社の株の含み益が100億円を越える。
そこで大きく株価水準の訂正が起こったワケだが、どういうわけだか株価が600円を越える毎に、大きな売り注文が出て株価が急落。
ここまで600円超えをした日は3日あったが、その後はまた大きく売られて株価が抑えられた。
果たしてこの銘柄の株価は、上がるのか?下がるのか?ということで2月24日に上昇を始めてから、この日は4週間目・月曜日。
4度目の高値チャレンジで高値更新(14日目/月曜日)
この日は、寄りつきから特買い、なんと50円アップでスタートし、わずか2分でストップ高の640円まで上昇。
その後、売りが出て揉み合うも、14時すぎにはストップ高で張り付いた。
前回の最高値は635円だったから、なんと2週間かかってようやく高値更新だ。
そしてこの日特徴的だったのが、大引け時の売買高が激減していたこと。
ストップ高に張り付いていたが、成り行き買いが約54万株に対して、約定した株数が、たったの2万株ちょっと。
ここは年初来高値を記録した前回と全く違うところだが、果たして翌日はどうなるのか?
大引けの取引高が激減、、
三角保ち合い上放れできるか?
タイの子会社の業績を材料に、株価が急上昇したウエッジHD。
4週目に入って、ようやく高値更新。
なかなか越えられなかった2週間前につけた昨年来高値635円を、わずか5円だけ更新して340円で引けた。
ただ、2週間前には、かなりの売りが出て、翌日からは2日連続のストップ安、3日目も10%マイナスとなっただけに、次の日の取引がどうなるかが注目だった。
この2週間は600円が一つの天井になり、600円を越えると大量の売りが出て、株価が大きく押し下げられてきた。
つまり上値抵抗線ができていたわけで、これを越えられるかどうかが今後を占う。
ジワジワと下値が切り上がっていて、三角保ち合いの形になってきたところで、ようやく高値ブレイクになったわけだ。
そうして迎えた15日目のトレードは、意外にも40円のギャップアップでスタート。
あっさりと高値を更新して、さらにストップ高740円まで株価が上昇。
三角保ち合い・上放れの日の5分足チャート(15日目/火曜日)
この日は、かなりの高値圏と言うこともあり、ストップ高に張り付くと大きな売りが出て、すぐに剥がれるという展開。
14時を過ぎると、それはさらにハッキリして、大きな売り注文が続いて、株価は100円近く下がった。
前日に2週間ぶりの高値更新したとは言え、ここで100円の上昇・ストップ高というのはデキすぎで、翌日からまた下落することを恐れて、利益確定に走ったホルダーが多かったと言うことらしい。
ただこの日の売りはここまでで、この売り時間が過ぎると、売りが枯れて、またストップ高まで買い上げられた。
というわけで三角保ち合いから上放れした。
ただ、この5分足チャートだと、翌日はギャップダウンスタート?