ストップ高銘柄は、方向感が全く読めない
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ストップ高銘柄で儲けるには、高値で株を売り抜けないといけない。
ところがこれが至難の業で、何度かあるチャンスで、上手く売り抜けられない。
というのも新興株やボロ株のストップ高銘柄というのは、値動きがかなり激しく動く。
デイトレで、ずっと売買を見ていると分かるが、売買累計注文数のバランスが急変して、株価が急騰したり急落したりする。
そのため、揉み合いになったときに、どっちに動くのか判断するのは難しい。
また買い優勢から売り優勢にドテンしたり、売り優勢から買い優勢にドテンする。
ギャップダウンスタートから、突然急騰してストップ高。
あっと言う間に売り板が全部買い上げられる。
ストップ高から、突然下落し、また騰がり、最後は下落
ストップ高になったと言うことは、売り注文が全部買われたということだが、みるみる売り注文が増えて、株価が下落し始める。
こういう場合も判断が難しい。
というのも、急騰株のストップ高剥がれは、よくあることで、そんなに珍しくないからだ。
ストップ高初日にこれが起こっても、翌日から連騰が続くことなんて、いつものことだ。
後から見たら、単なる押し目だったという事もよくある。
増し担がキッカケで株価が下がる?
急騰銘柄は、利確タイミングが難しい。
できれば一番てっぺんで売りたいが、どこがてっぺんになるかなんて、誰にも分からなかったりする。
ストップ高が続いている間は、何も考えなくても良いが、揉み合っているような場合では、上に行くか下に行くか難しい。
仕手筋(投資グループ)が絡んでいて、どんどん株価を吊り上げていても、株価の高騰が続いていたら、大株主も株を放出したり、貸株を追加したりし出すし。
今日は大幅下落で、ダメかな、、、
などと思っても、突如、大口が買いに入ることもよくある。
マイナス10%からストップ高
信用規制が入ったときも、なかなか騰がりにくく、下げやすい。
売り禁、増し担50%、増し増し担70%、、、新たな規制が入った初日は、たいてい揉み合いになる。
なので信用規制初日は利確するかどうか迷う。
ただし株価が2倍以上になる株というのは、信用規制を乗り越えて騰がっていくので、うかつに全株利確すると大儲けを逃す。
なので材料の強弱によって、株価が初動の1.5倍になったら少し売る、株価が2倍になったら3割売る。
こういった自分なりの利確基準があるとよいが、連騰が続くと株数を減らしたくないんだよね。
なので多少の損は我慢して、規制の翌日に判断するというのも、一つの手かも知れない。
規制初日の大引けに大幅下落なら、さっさと売った方が良いかもしれないが。
ストップ安の翌日は、たいてい大幅続落だし。
利確タイミングは、ホントに難しい。