信用取引の注意と、株売買の機微記事一覧

ストップ高狙い投資法、次は「有望株がたくさんある」という話。ストップ高になる銘柄は、少ない日で3銘柄くらい、多い日で10銘柄以上あるので、有望株はたいていいつも2つ以上ある。なので新しい有望株が出てきたとき、保有している株を決裁して、新しい株に乗り換えるかどうか迷う。強い好材料なら、3日以上上がり続けることも多いし、一時的に上昇が止まっていてるが、そのうちまた上がり出す株も多いから、どれを利益確定...

投資資金が足りないと、有望株があっても買い付けられない。まだまだ上がる株も、他の株を買い付けるために、小さな利益で売らねばならない。こういうことをしていると、実は「損切り貧乏」になってしまう。損切り貧乏とは、損切りばかりしていて、気がついたら資金がなくなってしまうってことだ。株式投資は、必ず儲かるものでは無いので、損をするときはどうしても損する。業績の下方修正が出たり、粉飾決算の疑いが出たり、他の...

信用取引で意外に大事なのが、建玉の管理だ。建玉の上限を自分で決めて、建玉をそれ以下に制限する。たったそれだけのことであるが、大損のリスクをかなり減らせる。信用取引を始めると、動かせる資金が3倍以上になる。たとえば30万円の資金であれば、100万円まで信用売買ができる。50万円の資金であれば、166万円の信用売買ができる。また信用売買に加えて、保証金の現金でも売買できるので、デイトレならさらに売買が...

信用取引で損し始めると、大損になりやすい。信用取引では少ない資金で、たくさん売買できてしまうため、どうしても建玉を建て過ぎる。なので60万までとか、100万までとか、30万円前後の建玉を3つまでとか、自分で建玉と銘柄数の上限を決めて、それ以上は建てないというように、自己ルールを作って守らないといけない。というのも目一杯、建ててしまうと、常に「追証(おいしょう)」の危険があり、追証を求められると、損...

逆行高(ぎゃっこうだか)銘柄とか独歩高(どっぽだか)銘柄というのがある。逆行高銘柄というのは、日経平均や新興株が大きく下がって、相場全体が大幅マイナスの時に、それに逆行して騰がっている銘柄だ。日経平均が500円を超える大下落になって、暴落に近いことが起こっているというのに、我関せずと上がってる銘柄がいくつかある。こういうのを逆行高銘柄と呼ぶ。一方、取引が閑散としている日に、際だって騰がっている銘柄...

海外要因や環境の変化で、日経平均株価が大暴落。こういうときに起こるのは、連鎖的な売りだ。次から次へと売りが湧いて出て、ちょっとくらい買いが入っても、すぐに売り潰されて株価が下がる。そして5%下がり、10%も下がると、さらに追証売り(おいしょう・うり)が出て、相場はもう投げ売り状態になる。追証とは、信用売買している人が損益が大きくマイナスになった時に、求められる追加の保証金のことだ。保証金が不足する...

日経平均が暴落しているさなか、相場に逆行するように、株価が上がっているような銘柄もある。こういうのを逆行高銘柄と呼ぶ。逆行高銘柄は、新興市場の株や、2部市場のマイナーな株などに多い。というのもメジャーな銘柄は、日経225やTOPIXを扱った先物やインデックスファンドに組み込まれているから、先物やインデックスが売られてしまうと、どうしても連れ安になるからだ。先物やインデックスファンドは、実際に株を売...

日経平均株価が暴落するとき、2部銘柄や新興株まで、連れ安になる場合がある。こういうときは全面安商状だから、逆行高になっている銘柄は、かなり強い材料を持ってるはずだ。東証一部市場だけでなく、二部市場や新興市場まで、全面安になるというのは滅多にない。というのも一部銘柄を売買するのは、大企業や機関投資家などの超大口投資家が主だが、彼らは二部や新興市場株には、投資することがないからだ。だから通常は日経平均...

日経平均株価が暴落して、2万円台から1万7,700円台まで3,000円弱も下がった2015年8月末。リチウムイオン電池の正極材を材料にして逆行高した田中化学研究所(4080)。2日連続ストップ高をつけた翌日、日経平均が1万8,000円割れし、高値から一週間で15%近く下げた日に、一旦売られて調整する場面があった。しかしその翌日からまた2日連続ストップ高で、株価は500円台から1,000円台の大台を...