仕手株・需給相場 材料がないのに動く株記事一覧

ストップ高株投資法。今回は「ダマシ上げ?」の話。デイトレで値上がり率ランキングを見ていると、何の理由もないのに、ストップ高まで買い上げられる銘柄がある。ストップ高まで買い上げられたので、これは一体どういうことだ?と思って、色々調べてみるが、わからない。なのでせっかくストップ高まで上がっても、買いが止まって元の株価まで下がってくる。これは一般的には、デイトレーダーを狙って株価をつり上げ、株価が上がっ...

需給相場(じゅきゅうそうば)とは、特に強い材料がないのに株価が大きく動く相場のことだ。「この株、なんで騰がってるんやろ?」と思って調べてみても材料が見当たらない。なのに何日も株価が上がり続ける。こういう場合が需給相場だ。ではどういう動きをする株が需給相場に発展して急騰するのか。ストップ高狙いで株を探すために値上がり率ランキングを見ていると、それらしき銘柄はチラホラ見つかる。材料がないのに騰がってい...

閑散銘柄がある日突然、急騰してストップ高をつける。こういうことは、デイトレをやっていると、毎週のようによく見かける光景だ。なのでストップ高をつける前日に、こういう銘柄をつかむと儲かるはず。そう思っていろいろ見るわけだが、なかなかそういう銘柄は見つからない。たいていは「ダマシ上げ」といって、ほんの5分か10分ほど株価が急騰し、値上がり率ランキングに顔を出した後、ジワジワと売りが出てしぼんでしまう。こ...

取引が殆ど無い閑散銘柄が、ある日突然ストップ高になり、翌日もドンドン株価が上がる。何か画期的な技術を開発したとか、新しい業態に進出したとか、そういう材料があれば、これは頷ける。しかしそういう強い材料もないのに、どんどん株価が騰がる場合もある。こういうのを「需給相場」という。需給相場というのは、材料がないのに株価がドンドン動く相場のことで、たいていの場合、仕手筋と呼ばれる投資グループが絡んでいること...

逆日歩(ぎゃくひぶ)とは、貸株が不足したときに、貸株利用者全員に課せられるプレミアム料(加算金)だ。逆日歩が付くと、カラ売りを続ける人は、逆日歩を払わないといけないのがルール。これは制度信用で株を借りている場合だが、証券会社の一般信用でカラ売りする場合も、貸株料は毎日変動するので、バカにできない。一方、逆日歩を払いたくない人は、高値で株を買い戻すことになる。急騰で含み損が発生しているはずだが、株価...

カラ売りしている株が急騰して、ストップ高になったりすると、あっと言う間に含み損が膨らむ。ストップ高翌日も騰がることは多いし、逆日歩が付いて倍率適用になると、カラ売りで財産を失いかねない。こういうときにカラ売りのベテランがどういうことをするかというと、「ドテン買い」する。ドテン買いというのは、カラ売りを決裁して、買いに転じるというやり方だ。しかしカラ売りを決裁せずに、先に買い建てるという方法もある。...

大口の機関投資家は、低位株やボロ株を買わない。理由は簡単で、いくら株価が上がっても、儲けることが難しいからだ。というのも機関投資家が動かしている資金は数億円から数十億円というでかい資金。中小企業の株なら、丸ごと買い占められる資金量だ。そんなでかい資金で低位株やボロ株を買ったら、あっと言う間に株価は跳ね上がってしまうが、問題は、その株を誰が買ってくれるのか?…ということだ。つまり大口の投資家が、中小...

7625Gダイニングは、関東を中心に約50店舗のレストランを展開する企業だ。ラ・ボエムというイタリア料理店や、エスニック料理のモンスーンカフェ、創作和食の権八などといった、複数のブランドを持ち、景気回復や訪日外国人の増加で、業績回復が見込まれている。この銘柄は、貸借銘柄だが、取引が殆どない「閑散銘柄」で、なかなか買いが続かない。なので株価が一時的に吹き上がっても、カラ売り勢によってすぐに売り潰され...

取引が殆どない閑散銘柄が、特に強い材料もないのに、ある日突然ストップ高になる。こんなことは毎週のように起こっている。たとえば水素エネルギーに大きな将来性があると話題になれば、水素を取り出す特許を持つ企業から、バルブを作っている企業の株まで騰がる。インバウンド(訪日外国人関連)なら、外国人がよく買う商品のメーカーや、外国人がよく訪れる和食チェーン、免税店を展開する企業の株が騰がる。こうした流行のテー...

売り禁になると株価はどうなるのか?買いしかできない「信用銘柄」なら、こんなテーマは何の意味もない。しかしカラ売りできる貸借銘柄では、売り禁の影響が出てくる。株の格言には「売り禁に買い無し」とか、「売り禁の玉は金の玉」なんてのもあるし。最初の「売り禁に買い無し」というのは、売り禁になる頃には、株価が十分に上がっていて、既に高すぎる水準になっているので、「そんな高値で買うと損するよ」ってことだろう。後...

株の格言に「売り禁に買い無し」とか「売り禁後の玉は金の玉」というのがある。これは売り禁になる頃には、株価は既に高値圏にあって、いつ大下落が始まってもおかしくなく、「売り禁後に買うのは危険だ」と言う風な意味だろうと思う。そして大下落になれば、カラ売りで大儲けできるから、売り玉は手放すなということだろう。ただし売り禁後すぐに下がる場合と、売り禁後もしばらく続伸した後、どこかで大きく下がる場合がある。確...

需給相場というのは、特に大した材料もないのに、株価が大きく動く相場のことだ。株式市場というのは、買い手と売り手のバランスで、株価を決める仕組みなので、このバランスが崩れると、材料がなくても株価は動く。世界中に投資資金があふれているときは、何もしなくても株価はジワジワ上がるし、逆に他に投資先がたくさんあるときは、株価がジワジワ下がるなんていうのも、需給相場の一つの例だ。また4日連続ストップ高まで上昇...

貸借倍率が0.5を割っておれば、株価急騰による買い戻しで、「踏み上げ相場」が期待できる。そのため、浮動株数が少なく、貸借倍率が悪化したGダイニング株に、踏み上げ狙いのトレーダーが集まった。いつもは株価が吹き上がった後に、すぐに下がってしぼんでしまうのに、そのあとも買いが途切れず、買いの単位も徐々に大きくなった。大引け前には大きな買い上がりも起こり、なぜか大引け後の貸借倍率も0.27に下がって「貸借...