需給相場のおさらい

需給相場というのは、特に大した材料もないのに、株価が大きく動く相場のことだ。

 

株式市場というのは、買い手と売り手のバランスで、株価を決める仕組みなので、このバランスが崩れると、材料がなくても株価は動く。

 

世界中に投資資金があふれているときは、何もしなくても株価はジワジワ上がるし、逆に他に投資先がたくさんあるときは、株価がジワジワ下がるなんていうのも、需給相場の一つの例だ。

 

また4日連続ストップ高まで上昇した、東証2部のGダイニングの場合も、そういう需給相場になった銘柄だ。

 

ということで、もう一度まとめておく。

 

まずこの企業の業務形態は、都内を中心に創作和食や、イタリアン料理、エスニック料理など約50軒のレストランを展開する、飲食店のチェーンだ。

 

流行廃りの激しいレストラン業界で、競合他社と同様、出店と閉店、ブランド変更を、毎年のように繰り返している。

 

そのためか、決算は黒字と赤字が毎年交互に来るような決算で、株価も200円台前半をウロウロしていた。

 

そして「インバウンド銘柄」が話題になり、訪日外国人数が注目されだすと、ときおり値上がり率ランキングに、ほんの数十分だけ顔を出しはじめた。

 

しかし買いが続かず、また貸借銘柄でもあったため、値上がり率ランキングに顔を出しても、すぐにデイトレーダー達に売り崩されて、なかなか日の目を見ることがなかった。

 

上ヒゲばかりの日足チャートを見れば、毎度毎度、上昇し損なっているのが分かる。

 

物色はされるが、すぐに売られる株の日足チャート
この日足チャートを見ると、3〜4日おきくらいに買いが入っては、売られてまた下がるということを、何度も繰り返していた事が分かるね。

 



貸借倍率の悪化が、需給相場の始まり

3〜4日おきに買いが入るも、すぐに売られて株価が下がる。

 

そんな動きをずっと続けていた東証2部のGダイニング株。

 

ところがインバウンドの循環物色で、様々な銘柄が物色される中、ようやく順番が回ってきた。

 

3〜4日ごとに吹き上がってはしぼんでいた株価が、ある日突然、株価が下げ渋り、再び買いが入り始めたのだ。

 

とうとう動き出したGダイニング株・5分足チャート
やや、コレは一体どういうことだ?と思って材料を調べてみたが、明確な材料が見つからない。

 

何の材料もないのに、突然風向きが変わるとは、一体どういうことなんだろう?しかし実はこの銘柄、2日前から貸借倍率が1を割っていて、「踏み上げ相場狙い」の連中に目をつけられたということらしい。

 

日証金速報の推移を挙げてみると、こうだ。

 

貸借倍率(日証金速報)の推移
6/5 金 大引け後 貸借倍率 1.566/8 月 大引け後 貸借倍率 0.466/9 火 大引け後 貸借倍率 0.53←前日の貸借倍率6/10水 大引け後 貸借倍率 0.27←動き出した日動き出す日の前には、もう既に貸借倍率が0.5くらいになってたわけだ。

 

そしてこの銘柄の時価総額は約25億円で、浮動株は約170万株前後。

 

つまり5億もあれば買い占め可能で、10億円あれば、貸株分も買い占められる。

 

これはちょっと大きめの投資グループなら、踏み上げ相場を狙えそうなスケールだ。

 

そして実際に、少ない浮動株と、貸借良化した貸借倍率めがけて、踏み上げ大好きな投資家が集まってきた。

 

そして何の材料もないのにストップ高!

ストップ高初日の5分足チャート


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